文化景観
武功山は二千年なんなんとする人文歴史を持って、その文化の歴史もかなり悠久である。人文観光スポットがたくさんある。白鶴峰、紫極宮、古祭壇、九龍山、観音宕などの源が漢・晋の時代へと遡ることができる。まさに道教文化・仏教文化を伝承する生きた化石ともいえよう。
「傩」は古代天に祈り祖先を祭る一種の儀式である。当時宮中に行われている「傩」は「大傩儀」という。新しい皇帝が帝位に即したとき、あるいは皇帝の誕生日や他国との戦いに勝ったとき、天に祈り祖先を祭る。民間に行われているのは「平民傩」という。
普通春節の間に行われて、尊天祭祖を以て疫病や鬼を祓い収穫を祈るのはその目的である。赣西の傩舞は主に萍鄕で伝わっている。萍鄕の傩文化の歴史は悠久であり、その一番昔の傩のマスクは石と青銅で作られている。
萍鄕傩文化は国家無形文化遺産に加われている。文化交流活動として、民間の傩舞隊はよくフランス、日本、韓国、シンガポールなどの国で公演し、国際的に名声を博している。武功山石鼓寺の前に立っているのは七本の「石彫赣西傩福柱」である。この七本の石柱は傩舞の中の七つの意味を表現している。「尊天」・「祭祖」・「勧善」・「賜福」・「駆邪」・「懲悪」・「享太平」である。